僕は就職活動の際、「TECH OFFER」という就活支援サービスを利用していました。
このサービスを利用したことで得られたことも多く、個人的には他の就活生にも利用を勧めたいと考えているため、実際に利用してみた感想などを交えながら「TECH OFFER」を紹介しようと思います。
そもそも「TECH OFFER」とは？
まずは、「TECH OFFER」とはどのようなサービスなのかを簡単に説明します。
ダイレクトリクルーティング
「TECH OFFER」はダイレクトリクルーティングサービスの一種です。
ダイレクトリクルーティングサービスでは、企業がサービスに登録されている学生の情報を閲覧し、興味を持った学生にオファーを送る形式になっています。学生側が興味を持った企業に応募するマイナビやリクナビなどのサービスとは真逆の形式です。
理工系の学生向け
「TECH OFFER」最大の特徴は理工系の学生をメインの対象としている点です。
就活生は自分の専門分野や研究内容などの情報をサービスに登録します。勉強してきた専門知識を活かした仕事がしたい就活生と専門知識を持った学生が欲しい企業がマッチングする仕組みになっています。
どんなところが良いのか？
「TECH OFFER」の概要を説明しましたので、次はこのサービスを利用することのメリットについて具体的に説明します。
企業を探す手間が減る
「TECH OFFER」を利用するに当たって、就活生の側がすることは基本的には登録情報の記入のみです。それが終われば特にやることはありません。ただオファーが来るのを待つのみです。
就職活動において、企業探しはそれなりに負担のある作業ですが、「TECH OFFER」では特に苦労することなく企業の情報を集めることができます。これは大きなメリットです。
新しい発見がある
オファーを通して新しい企業や業界、職種を知るチャンスがあります。
自分だけで企業探しをしていると、どうしても視野が狭くなってしまい、得られる情報が偏ってしまいがちです。オファーという形で新しい情報を得られることもメリットの一つです。
一部選考免除の可能性
企業はサービスに登録されている就活生の情報を閲覧して、興味のある就活生に対してオファーを送ります。つまり、オファーを送った時点でその企業は相手の就活生のことをある程度知っていることになります。
そのような事情もあってか、オファーを送った就活生については書類選考を免除する企業もあります。選考の上で圧倒的なアドバンテージが得られる上に、選考時期を短縮できるため、これも非常に大きなメリットであると言えるでしょう。
利用する上で注意すべき点は？
前述したように「TECH OFFER」は非常に良いサービスです。しかし、利用する上でいくつか注意すべき点もあると感じました。次はそれら注意点について説明します。
必ずオファーが貰える訳ではない
当然ですが、必ずオファーが貰える保証はありません。企業からのオファーを当てにし過ぎず、自分でもある程度は企業探しをした方が良いです。
望まないオファーもある
「TECH OFFER」には希望する業界や職種などの情報も登録しておけますが、それらの条件に合わないオファーを貰うこともあります。
僕は希望職種としてエンジニアを登録していましたが、営業やコンサルタントとしてのオファーも稀にありました。貰ったオファーに興味を持てない場合はそのオファーを辞退すれば良いだけですが、そのようなケースもあることを予め頭に入れておいて下さい。
遅い時期にオファーは貰いにくい
どの企業にも採用人数の上限があります。そのため、3月の情報解禁から時期が進むにつれて、採用の枠は徐々に埋まっていき、オファーを送る企業の数も少なくなっていきます。
僕は就職活動の際、3月から「TECH OFFER」を利用しており、6月までに合計で40社を超える企業からオファーを頂いていましたが、7月以降はオファーの数がほぼゼロになりました。このことについてもよく理解しておいて欲しいです。
どのように利用すべき？
最後にまとめとして就職活動の際に「TECH OFFER」をどのように利用すべきかについて説明します。
基本は放置でOK
「TECH OFFER」では、最初に登録情報を記入した後は特にやることはありません。企業からオファーが届いたらその都度それに対応するというスタンスで大丈夫です。何も身構える必要はないので、気軽に登録してみて下さい。
他のサービスと合わせて利用しよう
必ずオファーが貰える保障はないため、就職活動の際は「TECH OFFER」だけでなくマイナビやリクナビなどの就活支援サービスも同時に利用すべきです。
僕は就職活動の際、「TECH OFFER」にも登録していましたが、企業探しにはリクナビを主に利用していました。あくまでも、補助輪のような役割として考えておくと良いでしょう。
サービスへの登録は出来るだけ早い時期に
遅い時期にオファーは貰いにくい傾向があるため、出来るだけ早い時期からサービスに登録しておくことをお勧めします。就職活動がまだ先という方も、インターンシップのオファーを貰えることがあるため、今の内に登録しておいたほうが良いでしょう。
再度リンクを貼っておきます ➡ TECH OFFER
