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E資格の受験資格を得るためには、JDLAが認定する研修プログラムの受講が必須です。
しかし、それら研修は高いもので20~30万円程の費用が掛かる場合もあります。
学生の方などには、この高額な研修費用を捻出するのは厳しいでしょう。
そのような方に向けて、今回は研修費用が10万円以下と比較的安い研修をまとめてみました。
研修選びの参考にしてみて下さい。
どれも10万円以下!研修費用が安い講座10選
ここでは、研修費用が10万円以下の講座を全部で10個紹介します。
研修に掛かる費用と併せて、どのような研修なのかについても簡単に説明しましょう。
なお、研修を紹介する順番は筆者がおすすめする順となっています。
おすすめ度 | 講座名 | 費用 |
1位 | AI研究所 E資格対策講座(eラーニング版) | 78,000円 |
2位 | AVILEN E資格スピードコース | 99,000円 |
3位 | Aidemy Premium E資格対策コース | 98,340円 |
4位 | DeepSquare E資格対策講座(オンライン動画講義) | 75,900円 |
5位 | Study-AI株式会社 ラビット・チャレンジ(一般コース) | 入会金22,000円 + 月額3,300円 ★ 最安値 ★ |
6位 | エム・ティ・ストラテジー株式会社 ディープラーニング講座 | 50,000円 |
7位 | キカガク ディープラーニングハンズオンコース(eラーニング) | 77,000円 |
8位 | スキルアップAI株式会社 E資格対策講座(eラーニング形式) | 55,000円 |
9位 | zero to one E資格認定プログラムスピードパッケージ | 71,500円 |
10位 | 神田AIラーニングセンター ディープラーニング講座 | 98,000円 |
おすすめ度1位:AI研究所
おすすめ順位1位は、AI研究所のE資格対策講座(eラーニング版)です。
- 費用:78,000円
- 基礎講座(数学、プログラミングなど):有
- 練習問題:有
- 質問対応:有
この研修の最大の魅力は 圧倒的なコスパの良さ にあります。
それほど価格が高くない割にコンテンツが充実しているのです。
通常、費用が安い研修は受験のためのサポート( 練習問題や質問体制の有無 )が整っていないことが多いのですが、この研修ではそれらがちゃんとしています。
費用が10、20万円台の他の研修と比べても全く遜色がありません。
これよりも費用が安い研修も勿論ありますが、試験に合格することをしっかり考えるのであればこの辺りが最も現実的な選択肢になると思います。
なお、注意点になりますが、上記の費用はキャンペーン中の価格です。
期限までに申し込まなければ上記価格での受講はできない ことに注意して下さい。
この申し込み期限は時々で違うため、詳細は研修HPを確認しましょう。
おすすめ度2位:AVILEN
おすすめ順位2位は、AVILENのE資格スピードコースです。
- 費用:99,000円
- 基礎講座(数学、プログラミングなど):有
- 練習問題:有
- 質問対応:有
この研修の魅力は、試験対策用の課題が多い 点です。
計530問以上の練習問題やコーディング演習課題など、本試験の対策に使える練習問題が大量に用意されています。
本試験で得点するためには、出題形式などに慣れておくことも重要です。
その意味では、試験対策を行う環境として適しています。
唯一の難点は、チャット質問などができる 学習サポート期間が3ヶ月弱と短い ことです。
一般的には、E資格合格に必要な勉強期間は3~4ヶ月程度であるため、本当に最低限の期間しかサポートを受けることはできません。
受講の際はそのことに注意して下さい。
おすすめ度3位:Aidemy Premium
おすすめ順位3位は、Aidemy PremiumのE資格対策コースです。
- 費用:98,340円 … 給付金制度利用
- 基礎講座(数学、プログラミングなど):有
- 練習問題:有
- 質問対応:有
この研修の魅力は、サポート体制が充実している 点です。
24時間対応のチャットサポート、プロのチューターによるコードレビューなど、受講者が内容をきちんと理解できるようなサポート体制の構築・維持が徹底されています。
数学やプログラミングなどの基礎知識に関する講座も用意されているため、予備知識の全く無い初心者でも心配はいりません。
確実に合格を目指したい方、又は予備知識の無い完全初心者の方におすすめしたい研修です。
ただ、この研修を受講する上では一つ注意点があります。
それは研修費用に関するものです。
この研修は 専門実践教育訓練給付金制度 の対象であり、本制度を利用することで上記金額での受講が可能になりますが、給付金を受け取るまでには若干のタイムラグがあります。
そのため、最初は元々の研修費用(327,800円)を受講者が負担しなければなりません。
この給付金に関しては、研修のオンライン相談会で説明を聞けます。
興味がある方は、まずはこのオンライン相談会に参加してみて下さい。
おすすめ度4位:DeepSquare
おすすめ順位4位は、DeepSquareのE資格対策講座(オンライン動画講義)です。
- 費用:75,900円
- 基礎講座(数学、プログラミングなど):無
- 練習問題:有
- 質問対応:有
この研修の魅力は、試験対策用の課題が多い 点です。
40個のプログラミング演習教材、400問を超える修了試験など、本試験の対策に使える練習問題が大量に用意されています。
再度繰り返しになりますが、本試験で得点するためには、出題形式などに慣れておくことも重要であるため、その意味でこの研修は試験対策を行う環境として適しています。
ただし、数学などの基礎講座が無い、フレームワークを選べないなどの不便な点もあります。
確かな魅力はありますが、制約も少なくない印象です。
数学やプログラミングなどの知識が既にある方に受講をおすすめします。
おすすめ度5位:Study-AI株式会社
おすすめ順位5位は、Study-AI株式会社のラビット・チャレンジ(一般コース)です。
- 費用:入会金22,000円 + 月額3,300円
- 基礎講座(数学、プログラミングなど):無
- 練習問題:有
- 質問対応:無
この研修の魅力は、研修費用がとにかく安い 点です。
この研修は月額払い制になっており、E資格合格に必要な勉強期間が3~4ヶ月程度であることを考えると 研修費用は大体4万円弱 になると計算できます。
筆者の調べる限り、これはE資格の研修費用では最安値です。
ただ、その代償として 基礎講座や質問対応のサポート体制が無い など、提供されるコンテンツはかなり限定されています。
そもそも研修のコンセプトが『必要最低限のコンテンツのみを提供』のようなので、それを考慮すると妥当なサービス内容です。
独学が得意な方に適している研修かもしれません。
おすすめ度6位:エム・ティ・ストラテジー株式会社
おすすめ順位6位は、エム・ティ・ストラテジー株式会社のディープラーニング講座です。
- 費用:50,000円
- 基礎講座(数学、プログラミングなど):無
- 練習問題:有
- 質問対応:無
この研修の魅力は、研修に掛かる時間が短い 点です。
一般的なE資格の研修であれば、全講義の聴講(又は資料の閲覧)に何十時間と掛かりますが、この研修の 講義は合計で8.5時間 と非常に短くまとまっています。
受講形式もオンライン完結のため、受講の負担が総じて小さい研修と言えるでしょう。
研修受講にあまり時間を掛けたくない人に嬉しい講座です。
ただし、提供される学習コンテンツは限定的なため、試験対策には外部の教材を活用するなどの工夫が必要になるでしょう。
おすすめ度7位:キカガク
おすすめ順位7位は、キカガクのディープラーニングハンズオンコース(eラーニング)です。
- 費用:77,000円
- 基礎講座(数学、プログラミングなど):無
- 練習問題:有
- 質問対応:?
この研修の魅力も、研修に掛かる時間が短い 点です。
前述の通り、一般的なE資格の研修であれば全カリキュラムの消化に何十時間と掛かりますが、この研修の 講義は合計で約8時間 と非常に短くまとまっています。
こちらも受講形式もオンライン完結であり、エム・ティ・ストラテジーの研修同様に受講の負担が小さい研修と言えるでしょう。
ただ、エム・ティ・ストラテジーの研修よりも価格が少し高いため、この順位となっています。
なお、質問対応の有無については情報がありませんでした。
おすすめ度8位:スキルアップAI株式会社
おすすめ順位8位は、スキルアップAI株式会社のE資格対策講座(eラーニング形式)です。
- 費用:55,000円
- 基礎講座(数学、プログラミングなど):無
- 練習問題:無
- 質問対応:無
この研修の魅力は、本試験の合格実績が多い 点です。
スキルアップAI株式会社は書籍版のE資格の問題集(通称:黒本)も手掛けている会社であり、E資格に関するノウハウを多く持っています。
そのため、この企業の研修の受講者は、本試験の合格率も90%前後(受験者全体では70%台)と非常に高いです。
質の高い教育を受けたい人には、おすすめの研修先と言えるでしょう。
ただ、個別の質問サポートや模試を受けるには追加費用が掛かるのが唯一の難点です。
全てのサービスを活用しようとすると結局お金が必要になってしまうため、本記事でのおすすめ度はこの順位となっています。
おすすめ度9位:zero to one
おすすめ順位9位は、zero to oneのE資格認定プログラムスピードパッケージです。
- 費用:71,500円
- 基礎講座(数学、プログラミングなど):無
- 練習問題:有
- 質問対応:無
この講座は公開情報が少なく、調べた時点では詳細が良く分かりませんでした。
受講者の口コミを見ると「演習が充実していた」「習った問題の類題が本試験でも出題された」といった声があることから試験対策の部分に力を入れている印象です。
ただ、受講の前提知識として、数学やプログラミングだけでなくフレームワークに関する知識も求められており、受講の敷居が他の研修より高い印象もあります。
一般公開されている情報だけでは実態が見えにくいため、この順位となっています。
おすすめ度10位:神田AIラーニングセンター
おすすめ順位10位は、神田AIラーニングセンターのディープラーニング講座です。
- 費用:98,000円
- 基礎講座(数学、プログラミングなど):無
- 練習問題:?
- 質問対応:?
この研修は公開情報が少なく、調べた時点ではどのような研修なのか良く分かりませんでした。
研修費用10万以下という本記事の趣旨には合致しているために記載はしていますが、参考程度に留めておいて下さい。
試験対策には他の教材も活用すべき
上では研修費用が10万円以下と比較的安価な講座を紹介しました。
前述の通り、安価な研修は学習コンテンツがあまり充実していないケースも珍しくありません。
そのため、真剣に試験の対策を考えるのであれば、研修だけに頼るのではなく、他の教材を活用することも考慮すべきです。
ここでは、試験対策に使えそうな教材をいくつか紹介します。
参考情報として御覧下さい。
本試験と同形式の問題集:黒本
教材の候補一つ目は、黒本と呼ばれる問題集です。
正式な商品名は『 徹底攻略ディープラーニングE資格エンジニア問題集 』ですが、その見た目から黒本という通称で呼ばれています。
本番の試験と同形式の問題が出題されており、模擬試験も収録されているため、試験対策の教材としては最適と言って良いでしょう。
現状、出版されているE資格の問題集はコレだけです。
数少ない貴重な教材なので是非入手しましょう。
プログラミング問題対策に最適:ゼロから作るシリーズ
教材の候補二つ目は、『 ゼロから作るDeep Learning 』シリーズの書籍です。
これら書籍では、ディープラーニングの理論と実装方法を詳細に解説しています。
これらに記載されるサンプルプログラムと似たものが本試験でも見られるため、一度読むだけで大きなアドバンテージが得られるはずです。
筆者自身もこれら書籍を試験対策に利用しましたが、かなり助けられました。
プログラミング問題が不安な人は是非手に入れておくべきでしょう。
なお、このシリーズは全4冊ですが、E資格に関係するのは以下2冊です。