ゲーム好きの人であれば「モンハン持ち」という言葉を一度は聞いたことがあると思います。
「モンハン持ち」はゲームコントローラーの持ち方の一つです。この持ち方には大きなメリットがあり、様々なゲームの有名プレイヤーが採用しています。
この記事では「モンハン持ち」について詳しく説明しているので、ゲームが上手くなりたい方は是非、読んでみて下さい。
そもそも「モンハン持ち」とは?

まずは「モンハン持ち」とは何かについて簡単に説明します。
「モンハン持ち」のやり方
「モンハン持ち」とは以下の画像のようなコントローラーの持ち方です。

右手人差し指を折り曲げた状態にキープしておくことで〇×△☐のボタンを瞬時に押せるようになります。勿論、左手人差し指を使えば十字キーの操作にも対応が可能です。
名前の由来は「モンスターハンター」
名前の由来は大人気ゲームの「モンスターハンター(通称:モンハン)」が関係しています。
「モンスターハンター」はこれまで様々なハードウェアでリリースされてきましたが、PSP時代はボタン配置の関係から普通の持ち方では視点移動の操作がしづらいという問題がありました。
これを解消するために発明されたのが「モンハン持ち」です。視点移動の操作はコントローラーの左手側にある十字キーを使用していたため、左手人差し指を折り曲げた状態にキープした持ち方が発明されました。
「モンハン持ち」のメリット・デメリット

「モンハン持ち」をすることによるメリット、デメリットについて紹介します。
メリット:操作性の向上
「モンハン持ち」最大のメリットはコントローラーの操作性が向上することです。
FPSなどの対人アクションゲームにおいては素早いボタン操作が要求されますが、普通の持ち方では〇×△☐ボタン、十字キーを瞬時に押すことが難しいという問題があります。
これを解消してくれるのが「モンハン持ち」です。人差し指を折り曲げた状態にしておくことで瞬時に操作できるボタンの数が多くなり、素早いボタン操作が可能になります。


デメリット:指への負担が増加
一方、デメリットとしては通常の持ち方よりも指に負担がかかるという点が挙げられます。これは以下2つの動作が原因として考えられます。
・人差し指を折り曲げた状態にキープする
・人差し指の腹ではなく側面でボタンを押す
上記2つのどちらも指にストレスがかかる動作です。「モンハン持ち」に慣れるまではプレイ中に指が痛くなりやすく、慣れてからも長時間プレイする際には指の休憩が欠かせません。
最悪の場合、腱鞘炎になる可能性もあるため、無理して「モンハン持ち」を続けるようなことは決してしないで下さい。自分の手には合わないと思ったらすぐに止めましょう。
「モンハン持ち」はどんな人におすすめ?

ここまで「モンハン持ち」について説明してきましたが、実際に「モンハン持ち」を採用するか迷う方もいるはずです。
そのため、ここではどのような人が「モンハン持ち」を採用すべきなのかについて説明します。
前提:最善はプロコンの使用
まずは前提の話になりますが、練習以外でコントローラーの操作性を向上させる最善の策は背面ボタン付きの改造コントローラー(プロコン)を使用することです。
背面ボタン付きのコントローラーであれば、通常の持ち方で「モンハン持ち」と同程度の操作性を実現できます。その方が指への負担も少ないため、僕個人としてもこちらの選択肢がおすすめです。
純正コンで上手くなりたい人におすすめ
「モンハン持ち」は背面ボタン付きの改造コントローラーが買うお金がない、或いは使用に抵抗がある人が検討すべき持ち方です。つまり、純正コントローラーを使用して上手くなりたい人にのみ「モンハン持ち」をおすすめします。
まずプロコンの使用を検討して、様々な理由からそれが叶わないという場合に「モンハン持ち」を試して下さい。
おまけ:「モンハン持ち」のプロゲーマーを紹介

参考までに「モンハン持ち」を採用しているプロゲーマーの方を紹介しようと思います。プレイ時の手元動画も載せておくので、指の動きなどを参考にしてみて下さい。
※僕はFortnite(フォートナイト)というゲームが好きで普段からプレイしているため、個人的な好みからここではFortniteのプロゲーマーの方を紹介します。
FaZe所属 Sway選手
Sway選手は海外のプロゲーミングチームFaZeに所属しており、Fortniteコントローラー勢の中では最強と言われています。
以下にプレイ時の手元を映した動画を載せておくので是非、御覧下さい。結構えげつないです。
CrazyRaccoon所属 とっぴー選手
とっぴー選手はFortnite部門では国内最大級のプロゲーミングチームCrazyRaccoonに所属しており、アジアの中でも上位の成績を収めています。
以下の動画では本人がコントローラーの持ち方について説明しているので是非、御覧下さい。